| 1. 行程 | 2. 実験・観察記録 | 3. 付記 |
- 往路
日 時 地 名 経 路 備 考 
7/24 23:45 京都駅八条口出発 名神・東名高速道路 車中泊 7/25 4:50 富士川S.A.到着 東名高速道路 朝食 6:00 〃 出発 西富士道路・富士スバルライン 7:55 富士スバルライン5合目到着 休憩・昼食 3列シート・フルリクライニング、トイレ付のバスは快適でした。
途中、2回の休憩にも気が付かず、熟睡していました。
- 富士登山
日 時 地 名 (標高) 備考 
7/25 10:00 5合目出発(2,305m) なだらかな昇り降り 10:50 6合目到着(2,390m) この辺から少し坂になる 11:10 〃 出発 途中で軽い頭痛(高山病?)、休憩 12:40 7合目到着(2,700m) 軽食 13:10 〃 出発 ここから岩場 14:20 本7合目あたり 短時間、雷雨に見舞われる 15:10 8合目到着(3,100m) 疲れがたまり、休憩が多くなる 16:40 8合目・下江戸屋到着(3,350m) 気温10℃ 17:30 下江戸屋 夕食(カレーライス&ハンバーグ) 17:30 〃 就寝、熟睡できず何度も目が覚める 7/26 0:30 下江戸屋 起床、軽い頭痛(高山病?) 1:20 〃 出発 気温9℃、登山路ではなく下山路を登る 4:10 吉田・須走ルート頂上到着(3,710m) 気温7℃、木星・金星がきれい 4:46 雲海からのご来光 日の出後、強風 5:35 吉田・須走ルート頂上出発 ひたすら砂利道を下るだけ 9:30 富士スバルライン5合目到着 フリープランでの泊りは7合目か8合目ということだったが、今回は8合目の「下江戸屋」宿泊(仮眠)。
翌日の行程を考えると、少しでも標高が高い所で泊まれたのが良かった。
下江戸屋(3,350m)から休み休み登って約3時間、明るくなる少し前の到着。
7合目からだったら、前日の22時か23時ごろから登りはじめないと、ご来光を拝むのにいい場所を取れなかっただろう。
帰りの下りは急勾配の砂利道をただひたすら歩くだけ。周りも火山灰や軽石、火山岩だけの単調な景色。
集合時刻に間に合わせるため(揃わなくても集合時刻を過ぎたらバスは発車)、あまり休憩も取れず疲れました。
帰宅後3日間は足の筋肉痛に悩まされました。特に階段の下りがつらかったです。
7/26 4:46
7/26 4:47
7/26 4:53
- 帰路
日 時 地 名 経 路 備 考 
富士山・剣ヶ峰(標高3,776m)と火口7/26 10:00 富士スバルライン5合目出発 富士スバルライン 11:30 みさか農園到着 トイレ・土産 12:00 〃 出発 12:10 石和温泉・ホテル慶山到着 入浴・昼食 14:10 〃 出発 東名・名神高速道路 19:50 京都駅八条口到着
- ポテトチップスとカップラーメン
大阪・交野（標高60m、以下同じ)
大阪・交野
富士山5合目、標高2,305m
ポテトチップスの袋は相当膨らんでいます。カップラーメンはほとんど変化ありません。
吉田・須走ルート頂上、標高3,710m
のりしろ部分がはがれ始めています。少し触ったらすぐに破けました。
（もう1つはリュックの中から出した時、既に破けていました。）
吉田・須走ルート頂上、標高3,710m
カップラーメンは目立った変化なし。
- ペットボトル
空になったペットボトルのふたを固く締め、大阪・交野に持ち帰りました。
左から、6合目(25日上り）・7合目(26日下り）・8合目(26日上り）で空になったもの
- 紫外線発色ビーズ
大阪・交野、室内
大阪・交野、屋外で約2分経過
富士スバルライン5合目、標高2,305m
袋から出した途端、すぐに変色し始めました。
吉田・須走ルート頂上、標高3,710m
日の出直後の弱い光でしたが、変色しました。
- 紫外線試験紙（紫外線発色絵具を塗った紙）
大阪・交野、室内
大阪・交野、屋外で約2分経過
富士スバルライン5合目、標高2,305m
袋から出した途端、すぐに変色し始めました。
- 簡易型GMカウンター
測定地 1回目 2回目 3回目 平均 5合目 13 12 14 13 6合目 17 20 26 21 8合目
(木造室内)19 18 17 18 吉田口山頂 24 −＊ −＊ 24
＊リュックから出してすぐの1回目の測定はできたが、
2回目以降は低温のためか作動せず。
1分間当たりのベータ線、ガンマ線量をカウントする器械
- その他の実験
水の沸点の測定、スーパーボール・テニスボールの跳ね返りの変化等を準備していましたが、低温とあまりの強風のため、実験できませんでした。
また、缶入り炭酸飲料や瓶入りのインスタントコーヒーが開栓後噴出するか実験しましたが、特に地上との違いは見られませんでした。
さらに、マシュマロやエアロ(ネスレのチョコ菓子)を持参しましたが、頂上での変化は特に見られませんでした。
コーヒーの瓶（吉田口山頂）
マシュマロ（大阪・交野）
チョコ菓子・アエロ（同）
- 高山病対策について
7合目の手前あたりと山小屋での起床時、高山病と思われる軽い頭痛に見舞われました。
しかし、出発前に知人から「高山病の原因は酸素の存在率の低下ではなく気圧(酸素分圧)が低いだけなので、吸い込んだ空気を吐くときに口をすぼめて圧力を高くするようはき出す(有圧呼吸法)などすると、改善されるはず」というアドバイスを思い出し、10〜15分ほどこの方法で深呼吸したら、頭痛が治まりました。
- トイレについて
登山路の要所や山小屋にはトイレがあり、トイレットペーパーも備えられており特に支障はありませんでした。
ただし、全て環境配慮型のトイレで有料（5合目は50円、他はおおむね200円。山小屋の場合、宿泊客は半額の100円）でした。
使用方法はトイレの種類によって異なり、普通に水で流すもの、泡で流すもの、ホース(?)で流すもの、使用済みペーパーをゴミ箱に入れるものなど、いろいろありました。
- 飲用水について
実験にも使った500mLのスポーツドリンクを、私は4本持っていきました。そして、5合目から5合目までで3本半飲みました。
荷物になるので山小屋の売店でミネラルウオーターを買っても構いませんが、1本500円でした。
なお、お茶は利尿作用があるので、避けた方が良いようです。
