シジュウカラガンの親子 そろって”お散歩”

親子で散歩する シジュウカラガン　 （1992.5.1 斎藤氏撮影）

　美しい緑に囲まれた富士桜自然墓地公園（静岡市富士宮市）では、五月に生まれたシジュウカラガンのヒナが元気に成長し、親鳥たちと一緒に園内を”お散歩”
　一列になって道路を横断するほほえましい和楽の姿（？）に、墓参に訪れた友も自動車を止めて、声援を送る。
　シジュウカラガンは八月頃から秋にかけて北方に渡り、冬季に日本に飛来するガンカモ科の渡り鳥。 近年、著しく数が減っており、観察されるのは珍しいといわれる。
　同墓地公園には、四年前から飛来。傷ついた雄鳥を青年部の整理役員が見つけ、手当てをしてあげたこともあった。 シジュウカラガンはその後、毎年のように渡来し、「熱原の池」に巣を営んでいる。